６月２２日（土）に日本工学院八王子専門学校にて、Sプロジェクト「音楽業界スタッフ体験実習」が開講されました。 

まず案内されたコンサートホールにて、生徒たちは設備に圧倒されながらも、スピーカーの種類などについて解説を聞きました。 

実際にスピーカーに触れてみたり、近くで聞いてみたりと、視覚だけでなく触覚や聴覚も交えて学んでいました。

音響（PA）体験では、ミキサーの操作を行いました。

実際のコンサート音声を用い、主にドラムの音を聞きながら、高低音の役割や音の表情について体感していました。

照明体験では、曲に合わせてライトの演出を行いました。

見本のムービングライトの実演時には、生徒たちから感嘆の声が漏れていました。

舞台上の友人たちに向けて、タイミングを見計らいながら操作する表情は、真剣そのものです。

最後にレコーディングスタジオに移動し、ミキシング体験を行いました。

2人1組となって協力し、バラバラに録った音を手元のパソコンで調整しました。

リバーブの効果など、その場で質問した事項を試行することにより、深い学びを得ていました。

収録スタジオにも入り、余計な響きを入れない不思議な空間に驚く様子が見受けられました。

本物で学ぶ、ということに重きを置いた学び舎での講座だからこそ貴重な体験ができたのではないかと思います。