立川女子高等学校
お知らせ

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オーストラリアの高校生と国際交流を行いました

2024.12.16

11月28日に、オーストラリア・メルボルンのPreshil Secondary Schoolより、9名の生徒さんが来校され、授業への参加と和太鼓の体験をしました。

  

 

「地理総合」の授業では、交流をしながら自分たちの国の年中行事について、お互いの国の言語で発表しあいました。

Preshilの皆さんは、漢字も使い、年中行事の表を埋めました。

 

本校生徒も、日本の行事を英語で言うとどうなるのかを調べながら、どうすれば英語で伝えられるかをじっくりと考え発表しました。

 

Preshilの皆さんは、発表では臆することなく日本語を使い、素晴らしい発表をしてくださいました。

 

間違いを恐れずに知っている言葉で懸命に説明をしてくださる姿に生徒たちも心を打たれたようです。

授業後は、日本の文化である「学校清掃」に驚きながらも積極的に参加してくださいました。

 

「日本」を愛し、日本の言葉や文化を自ら主体的に学んできている生徒のみなさんたち。

なんと、この生徒さんたちは、数年前に自ら「日本について勉強したい」と先生に頼み、それまでフランス語しかなかった外国語の授業に「日本語」を加えてもらったとのことです。

「自分で選んだものを自分で積極的に学ぶ」姿勢に、「学び」のあるべき姿を見たようでした。

 

 

放課後は和太鼓部に交じり、太鼓の演奏にチャレンジ!

緊張しながらも一生懸命英語で和太鼓を教える生徒たち、そして短時間で最高のパフォーマンスをするPreshilの生徒たち。

音楽に国境はないことをひしひしと感じました。

  

 

  

 

 

また、引率で来校されたPreshilの先生が、日本語で素晴らしいスピーチをしてくださいました。

生徒たちが交流をすることの大切さ、日本での研修の中で、この学校への訪問、交流が最も生徒たちにとって良い経験になったのでは…と話してくださいました。

授業として海外の方に何かを教えてもらう経験はあっても、同世代同士の交流ができる機会はなかなかないものです。

同じ時代を生きているからこそ、お互いの新鮮な文化観を知ることができたと思います。

 

生徒たちも、「海外の人」という意識をどうしても初めは持っていました。

同じ地球に住む仲間であること、お互いの文化を尊重し合うことの大切さは教科書に書かれてはいますが、「自分事」としてとらえることはやはり難しいものです。

このように肌で感じることができる経験が、何よりも大切で、何よりも身になるのだと実感した日でした。

 

ご来校いただいたPreshilの皆さま、本当にありがとうございました!

またぜひ日本に、そして本校にお越しくださいね。

To Preshil’s students,

Thank you so much for coming to Tachikawa Girls’ High School! We really enjoyed communicating and performing Japanese drums with you. It was a great opportunity for students at this school.

Please come to Japan and visit us again someday soon!

 

 

また、12月14日にはBundaberg State High Schoolからの旅行生との交流授業を外部で行いました。

生徒たちは一度体験したことで、「特別なこと」というドキドキ感はあまりなく、自信を持って和太鼓を教え、会話も楽しむことができていました。

学生時代に一度体験したことの大きさは計り知れません。

一回りも二回りも成長した生徒たちの姿はとても頼もしかったです。