立川女子高等学校 校長加藤 隆久
あなたのやりたいことはなんですか。まだ、何も決まっていませんか。そうだとしても、それでいいんです。そこからがスタートなのですから。
本校は、来年に創立100年を迎える多摩地区で一番古い私立の女子校です。今から99年前に本校の創立者村井敬民先生は、キュリー夫人や与謝野晶子女史を自立した女性の理想として挙げ、自分の夢や理想をもち、結婚をして子育てをしながらも大偉業を成し遂げるような、志を高く持った女性の育成をめざしました。
そして、今もその創立者の思いは受け継がれています。校訓は、「愛と誠」。「愛」は相手のことを思いやる心。「誠」は正しいと思ったことを行う勇気のことです。本校は、みなさんのことを家族のように思い大切に育てる学校です。女子だけで、のびのびとした環境の中で、新しい自分を見つけてください。きっとびっくりするような自分に出会えるはずです。
みなさんが楽しくチャレンジができて、自分の夢が見つけられるよう、土曜日には「Sプロジェクト」を行っています。Sプロジェクトはみなさんの興味関心を夢への実現に繋げます。たくさんの講座がみなさんを待っています。
歴史と伝統があるからできる「新・立川女子」が始まっています。100周年は歴史の大きな通過点です。先輩たちが繋いできてくれたバトンを一緒に繋いでいきましょう。そして、100周年から始まる様々な取り組みに期待してください。