2025.01.08
12月28日から30日の3日間、福島県のBritish Hillsにて語学研修を行いました。
学校で事前研修を4回行い、グループエンカウンターや「SMART」を使ったGoalとTargetの設定をしました。
各々がBritish Hillsで過ごす中で何を成し遂げるのかを考え、自己評価スケールを作ります。
今回、レッスンやサービスを与えてもらうだけでなく、語学研修に行く意義を自分で考え自分で価値を創り出すことに重きを置き、当日を迎えました。
British Hillsでは、さまざまな表現やイギリスについての知識を学ぶ座学のほか、カリグラフィや科学実験、スコーン作りなどのアクティビティも交えながら、さまざまな角度から英語を使うレッスンを行いました。
食事も大変美味しく、ビッフェではおかわりをする生徒もいました。
二日目には英語でテーブルマナー講習を受け、コースディナーにも挑戦。
英国式のマナーを学び、実践することで力をつける良い機会になりました。
フリータイムは、自分で過ごし方を考え、British Hills中の写真をたくさん撮る生徒もいれば、ワークシートやクイズ、スタンプラリーなどに積極的に取り組む生徒、雪遊びをする生徒(若い!)、夕飯後にも他校に交じってレッスンに参加する生徒…とにかく楽しんでいました。
印象深かったのは一日の終わりに希望者のみで行ったFalstaff Pub体験でした。
各々レジで注文し、「Cheers!」と言って乾杯したり、店員さんに英語でダーツを借りて対戦したり。
※生徒たちが飲んでいるのは、シュガーエールというソフトドリンクです。
ダーツを楽しんでいると、お仕事終わりのスタッフの方がパブに訪れました。
一緒に写真を撮ったり、話しかけたりしたい生徒たちは、「何て話しかける?」「話しかけてもいい?」「Can I? May I? 」「明日にしようかな…」と相談しあうこと5分(以上)…
意を決した生徒が、スタッフの方の1人に話しかけ、写真撮影に成功!!
その後、何人かの生徒も写真撮影をお願いし、一緒に撮っていただくことができました。
帰り道、「ものすごく緊張した…!けど楽しかった!」「明日もまた行きたい!」と、とっても満足げな生徒の顔が見られました。
この経験もあり、二日目には授業の前後でもイングリッシュスピーカーの先生にどんどん話しかけていました。
出身国のこと、日本で好きな場所のこと、British Hillsで売っているスコーンの値段…なんでもとにかく聞いてみよう!という姿勢が素晴らしかったです。
また、二日目に驚いたことは、トラブルがあった時に引率の教員に全く頼らず、スタッフの方に英語で尋ねに行く生徒たちがいたことです。
一日目であれば、引率の教員にお願いしたり、何と話しかければ良いか尋ねたりしていたと思います。
自分たちで「Excuse me!」と話しかけに行く姿はとても頼もしかったです。
レッスンはもちろん素晴らしいのですが、それ以上の経験が主体的にできる場です。
短期間の中で挑戦し、失敗し、また挑戦して自信をつけていく学びの深さを感じました。
自分から学び実践する姿勢、挑戦する楽しさ、マナー、多くの学びがありました。
言語や文化の壁を越えた先には広い広い世界が待っていますね。
さあ、1月末には、語学研修参加者によるスピーチ大会があります。
自ら設定した目標をどのように達成したのか、何を得たのか…ここでの成長を、どんな言葉にして伝えてくれるのか楽しみです。
年末の忙しい時期でしたが、ご理解いただき快く送り出してくださった保護者の皆様、ありがとうございました。
また、素晴らしい場所と機会をくださったBritish Hillsの皆様に感謝いたします。