2022.11.11
11月3日から、3泊4日で沖縄へ修学旅行に行ってきました。
初日、朝早く羽田空港に集合し、那覇空港を目指します。
2時間弱のフライトで那覇空港に到着した後、一つ目の見学場所、「首里城公園」へ向かいます。
数年前に焼失してしまった首里城。
首里城は今、復興に向けて進んでいます。「見せる復興」としてガラス張りの見学エリアが公開されていました。
また、11月3日は、首里城正殿復元工事着工とあわせた記念事業として、「木遣(きやり)行列」が行われていました。
首里城の正殿に使われる材木「オキナワウラジロガシ」を積んだトレーラーも偶然見ることができました。
この後は、ウミカジテラスへ向かいます。ウミカジテラスは「瀬長島」に位置する観光・ショッピングスポットです。
テラスで休憩したり、絶景をバックに写真撮影を楽しみました。
今日の締めくくりは「首里天楼別邸」のディナーです。
沖縄料理をいただきながら、三線ライブを鑑賞しました。
2日目、午前中は平和学習です。
まずは平和祈念公園で資料館や平和の礎などを見学しました。
一つ一つ、丁寧に見学している生徒が多く、戦争の恐ろしさ、悲惨さを肌で感じました。
次に、ひめゆり平和祈念資料館へ行きました。
ひめゆり学徒隊として沖縄戦に動員された、女学生たちの言葉や思いを目で見て、耳で聞いて、沖縄の歴史と、戦争について多く学ぶことができました。
大きな衝撃を受けた生徒も多かったようです。
午後はマリンアクティビティーです。
シュノーケリング、シーカヤック、ビーチトレッキング、サンゴの苗つくりの中から、体験したいアクティビティーを選びました。
マリブビーチでは、沖縄の綺麗な海で豊かな自然を感じました。
サンゴの苗作りでは、海全体のわずか0.2%の面積しかないサンゴ礁に海洋生物の約30%が生息していることなどを知りました。徐々に失われていくサンゴを自分達の手で増やす活動に参加ができて良かったです。
終了時には恩納村より、感謝状をいただきました。
この後、本部の方へ北上し、ホテルへ向かいます。
3日目、午前はホテルから徒歩で行ける、「美ら海水族館」へ行きました。
たっぷりと海の生き物を見学できました。
お土産もたくさん買えました。
この後は、いよいよ恩納村で民家体験です。
琉装体験や、綺麗なビーチに連れて行ってもらったり、沖縄のお菓子やアクセサリーを作る体験などをしたそうです。
帰ってくる頃には、すっかり民家さんの子になっていました。
離れるのが寂しくて、涙を流す生徒もいました。貴重で楽しい時間を過ごせたようです。
最終日は国際通りで買い物をしました。
牧志公設市場で海鮮丼を食べたり、地元の方に親しまれている沖縄そば屋さんを教えていただいたりと、最後の観光を満喫しました。
名残惜しいですが、東京へと帰ります。
帰りの飛行機では、綺麗な夕焼けと、富士山が見え、感動しました。
無事4日間の修学旅行を終えました。
沖縄でのさまざまな体験から「つながり」を感じました。
過去(歴史)から現在へのつながり、命のつながり、自然環境と人のつながり、人から人へ伝承された文化、人と人のつながり。沖縄で得た多くの学びをこれからの学校生活につなげていってほしいです。